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人間洗濯機(May/18/2003)
先日、守口の「SANYO MUSEUM」なるところで特別展が開催されているので行ってみた。
昭和の高度成長時代の生活とそれに関連した家電品等を展示しているものである。こういうものを見るのが大変好きなので興味があった。
その中で、「EXPO70」で出展した人間洗濯機なるものをはじめて見た。具体的な使用方法などが記されていなかったので謎のままだったのだが、地元図書館で「まぼろし万国博覧会」という本を借りて調べると具体的な使用方法が記されていた。ここにその一部を抜き出してみた。
1.かかり湯(5分)
卵型の浴槽内に腰掛けてメインSWを押すと沢山のノズルから適温の温水がシャワー状に噴出す。
2.洗いとマッサージ(3分)
浴槽内に温水が満たされると攪拌と共に気泡が送り込まれる。それと同時に超音波も出て皮膚の汚れを落とすと共に血行を促進する。予め浴槽に入っているマッサージボールが汚れ落としとマッサージをするという。
3.上がり湯(2分)
濯ぎ用のポンプとドレーンポンプが同時作動してかかり湯と共に浴槽も洗浄する。
4.乾燥(5分)
浴槽内に温風が出てついでに赤外線と紫外線を照射して乾燥と滅菌をするという。
こう書かれると潔癖症候群の人に受けそうな感じがするのだが、たったひとつの疑問。
「頭はどーやって洗うの?(-_-;)」
と、この本の著者はこう書いている。
確かに、SWポン!でお湯は出してくれーの、あかすりやってくれーの、ジャグジーしてくれーのおまけに乾燥して除菌してくれーのって結構なんだけど、頭どーすんだ?このままじゃ頭臭ぇーじゃねーかと北野武よろしくのツッコミが入ってしまうだろう。
しかし、あれから30年ほど経って、ようやく介護機器として改良を重ねたものが開発されつつあるらしい。将来この機械のお世話になるのかな?そういえば20年ほど昔に「パタリロ!」というまんがで人間洗濯機が出た覚えがある。
21世紀にはこんな機械が出来るだろうという未来予想図だったのだが、もう21世紀の今ようやく開発の段階になったわけで、これが実用化する時、白髪がすっかり生え揃った時だろう。と思ったりする。
参考文献 「まぼろし万国博覧会」(串間努著 1998年 小学館)